| ――『サーフィンワールド』はサーフィンを取り巻く環境についても誌面で積極的に取り上げていますね。
そうですね。サーフィンの魅力は、やっぱりこう自然の中に溶け込むっていうところ。 波は人の手で作れないものだから、地球が生んだ、産み落とした波、それを気長に待って、それに乗れるっていうことがすごく気持ちいいんです。自分が波に乗れることに常に感謝できてるっていうのかな。その波をなくさないために自分たちができることは何なのか、そういう風に捉えてくれる人はとても多いんじゃないかな。
だから、『サーフィンワールド』も10年くらい前から環境にページを取るようになりました。それまでは、その環境がどうのこうのというよりも、「いい波がどこで立つのか」、「どんなときにどんな場所でこんないい波が立つんだ」、っていうような情報を発信してきたけど、今はやっぱり、その環境の良さをいかにキープしていくか。サーフィンを通して波に乗れてる自分って楽しいよね、最高だよね、それをずっと続けていくためには、やっぱり少し環境のことも考えてみようっていう。サーフィン自体を楽しむ為、そして、次の世代、その次の世代にその楽しさを残すために、環境を大事にしていこうというメッセージ性のあるページも作っています。
サーフィンをやってる小学生・中学生の子たちもね、「なんで波が立つか分かるか?」って聞くと、「わかんない」って言うんだけど、「浜に落ちてるプラスチックとか、こういうゴミが増えていくと波も立たなくなっちゃうんだよ」って伝えると、単純なことなんだけど、みんな「へ〜」って納得してゴミを拾うんだよね。専門誌として、やっぱりそういうことを伝えていくことが大事。ここにきて、行政の人たちもサーファーのそういうところをすごく理解してくれて、サーファーの意見を取り入れてくれる。そして、サーファーはメッセージ性を持っているので、サーファーから発信してもらって、ビーチクリーンをしたり、海岸保全をしたりしてますね。
――これからいよいよ夏本番ですが、海に行く人たちに伝えたいメッセージはありますか?
そうだね、やっぱり簡単に分かりやすくいうと、自分のゴミは自分で持ち帰ろうっていうことかな。自分が出したゴミは自分で持ち帰って、楽しいサーフィンをしようって。
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